04215-151113 腕で操るiPad Proの新しさ〈写真はiPhone 6s Plus〉
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11月11日にオンラインのApple Storeで注文したiPad Proが予定通り、11月13日に届きました。
2限の「著作権法」の後、受け取って、セットアップ。iPad mini 4からauのSIMカードを抜いてiPad Proに挿し、LTE通信開通。
今回もまた、既存のiPadから情報を引き継ぐことはせず、新規のiPadとして使用開始。iCloudのアカウントを入れれば、メイル、予定表、住所録、Safariのブックマーク、メモ、メッセージ、各種パスワードといった情報はすべてクラウドから降ってくるので、今まで通り通常業務を行える環境がすぐに得られます。
加えて、Twitter、Facebook、FlickrにiOSからログインし、Evernote、MetaMoJI、Instagram、Dropbox、Google、サイボウズLive、LINE、Medium、Slack、ChatWorkといったあたりに各アプリでログインすればOK。その他のサイトやWi-Fiなどは、iCloudがパスワードを記録しているので、必要な時にそれが自動的に入力される。
アプリは最近使っているものだけ入れる。これで従来のiPadと同じ環境になります。ほんの30分くらい。
今回の目玉であるApple Pencilを使いたいので、対応しているアプリを1万円以上購入して、入れてみました。授業などで使えるか、ゆっくり可能性を探りたいと思います。
その他の感想はこんな感じ。
サイズが大きくなったので、写真を見せた時、映像を視聴する時、迫力がある。
スピーカーが4か所に搭載されたため、縦向きでも横向きでもきちんとした位置でステレオ再生されるので、音楽、音声を自然に聴けるようになった。
表示面積が増えたので校正作業に重宝。長い指示線を描きやすくなった。
資料やWebサイトの一覧性が高まった。
文章の前後が見やすいので、書いている文章の編集がしやすい。
授業の板書として使っている時、拡大率を上げずに(より多くの面を表示したまま)綺麗な文字をかける。
書籍を見開きで読みやすくなった。
電車の中で作業していると、チラ見やガン見する人が増えた。
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使っていて感じる「大きな変化」は、腕の動きが大きくなったこと。Macを使うときには動かすことがなかった腕をiPadでは縦横に動かします。その動きがiPad Proではより大きい。
Mac使用時は何をするにも動くのは指だけ。ホームポジションに指を置いたまま、すべての操作ができる。文字を入力するとき、編集するとき、100%、手はホームポジションにあって、指だけが動き回る。トラックパッドを操作するのも基本的に左右2本の親指だから、手の位置はホームポジションをキープ。手のひら、手首、肘、腕といった各部は全く動かない。指のみによる「遠隔オペレイション」がMacの操作方法。
一方、iPad Proを使って顕著に感じるのは、各種操作に腕全体を動かすこと。iPad全体に言えることですが、面積の大きいiPad Proでは特に顕著。文字入力にATOKのテンキーパッドを使っている限りは、親指をホームポジション(あ、た、まキーの手前のiPadのフチ)に置いて中指と人差し指だけが動いてフリック入力。それ以外の操作には、腕全体を動かす。アプリを切り替えるときは4本指で画面に触れて腕全体で左右に動かすし、スクロールとがポインタの移動には、その場所まで手を動かす。文字入力が手書き入力「mazec」ならペンで文字を書く動き。
画板の上で絵を描くがごとく、腕全体で作品を生み出していく感覚。それがiPad Proのサイズだからこそ得られる新しさ。Apple PencilがiPad Proに相応しいツールであると納得する新感覚です。
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